備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

あれこれ


先日のコンベア不調の原因は、なんと、コンベア内部の木の桟が古くなって落ちてきていたことでした。まあ。ビックリ。なんか、これがひっかかってたみたいで、と聞いて、思わず記念撮影。コンテナのうえの黒い木の板がそれです。この板もたぶん70年位頑張ってくれていたのですね。ありがとう〜、お疲れ様でした。今季稼働終了後、コンベアは全面解体修理予定です。工場長さん、やる気まんまん、楽しそうです。機械好きな殿方というのは、本当に魔法使いのようでございますです。これをバラして元に戻せるのかしら、いえ、もちろん工場長さんなら余裕で戻すのでしょうけれども、スゴイですね。

順調に集まっているとはいえ、数年前に比べるとやはり柿の量が少ないので、3番渋まで絞ります。水の代わりに2番渋にかけて、少しでも濃い液がとれるように使います。金曜日は、百島から大工さん親子が来てくださり、カス出しなどの力仕事をどんどんしてくださって、大変助かりました。ありがとうございました。私はワクチン接種2回目の2日後でまだ足元ふわふわだったため、おかけさまで悠然とサボることができました。。感謝。
そしたらば、そうなん、わしは毎日足元ふわふわで雲踏んで歩いとるようでえ、72になったし、仙人に近づいとるんかなぁ、と飄々といつものユーモアの村上表具店さん。おお。いえいえ、まだまだ現世におってくださいませ。

今年は秋の訪れが早いようで、柿の色がついたものが交じりはじめました。これなら、まだぎりぎり大丈夫ですが、去年並に9月末まで操業のつもりが、そこまでは無理かな、急いで収穫しなくてはと焦ります。むむ。ルフィみたいな千手観音になって、伸び縮み自在の便利な腕が千本位欲しいですねえ。まぁ、できるだけしかできないので、できるだけボチボチ頑張ろうと思います。無理してケガしてはいけませんし。ちなみにこれは西条柿の間引いたもの。豆柿が柿渋には最高ですが、持ち込みあれば、ありがたく使わせて頂いております。

柿渋倉庫前の大きな栗の木の下で、タンク移送の待ち時間に栗拾いする工場長さん。これが本当の、大きな栗の~木の下で。あの童謡はこんな情景だったのでしょうか。言葉だけで知っていたものが思いがけずに実地でわかると、なんとも嬉しい。栗の木、大きいですね。人間、小さいですね。

米袋に墨でかいて、柿渋ぬり。良い感じです。松永の古民家喫茶 蔵 の牧平真由美さん書。私も書道もやりたいなあ。自由自在に筆で字を書いてみたいと憧れます。

この型絵を渋紙で作るのと、これで染めとを、やりたいのですよねえ。蔵の真由美さんの大切な型絵コレクションを見せていただいては、その美しさと技術、これを作った先人の静かな時間、静かな集中力への憧れに、ため息をついております。私、もうずっと、毎日毎日バタバタ、ガチャガチャ、ドタバタしているのですよね。。はぁ、ため息。静謐な時間と空間を手に入れたいものです。永遠につながる何かに触れたい。


kanae3 • 2021年9月11日


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