備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

10月雑記2


まだ暑い間は、せっせと米袋に柿渋を塗ってみました。数日前の発色したものと、塗ってすぐのまだ発色していないもの。これ、難しい作業は何もないのですが、多くを同一の仕上げにしようと思うと、とても難しいです。同じように塗っているつもりでも、手作業だとどうしてもムラがでるし、お天気具合で発色具合も変わります。近代工場的な大量の同一品質商品というものは、やはり革命的だつたのだなあ、、、と実感します。しかし、手作業でもある程度まではもう少しできんのじやろうか。。
府中市の環翠堂にて、出本正彦先生の柿渋染めと古布の作品展示即売会。今回も素敵なものがたくさんありました。美味しいランチにコーヒーケーキセットにも大満足の幸せな1日。更新が遅くてすみません、すでに終了しています。どうぞ次回もお楽しみに。
こちらも出本正彦先生の作品です。高校野球の記念手ぬぐいリメイクのシャツ。まあ、なんておもしろい、いいなー。
さて、こちらは松永の古民家喫茶 蔵にて。真由美さんの柿渋染めブックカバーが進化していました。写真上部の魔法の白い粉を柿渋に足すと、液の粘度があがり、サラサラがトロトロになって、滲みにくくなるのだそうです。おお。
鹿と紅葉に流水。型染めの渋紙です。
こんな草刈り機作業用の前掛けズボン、柿渋染めの布でぜひ作ってみたいです。
おまけ。豚さん二人がスーパーマンごっこをしている陶器の置き物。まあ、なんて可愛らしい。
読書の秋ですね。こんな素敵な柿渋染め手作りブックカバーと、美味しい珈琲などで、読書タイムを楽しみたいものです。カバーが和の模様なので、抹茶に和菓子でも気分が盛り上がりそうです。后の位もいかがはせむ、とばかりに。

kanae3 • 2021年10月25日


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