備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

10月雑記


今月のあれこれ。

渋柿、収穫
たくさん採れました
せっせと剝いて、ひもに繫いで、鍋にお湯沸かして湯通し。そして干します。
収穫と作成に延べ約20時間かかって、なんとか干せました。しかしこの後も10月半ばまで最高気温30度超えの日が続き、暑いのです。柿にはたくさんの小バエが群がり、全て失敗に終わる予感が。。涙。地球温暖化、どげんとせんといかんですね、本当に。
柿渋作りの師匠方にて、柿渋5トンタンクの掃除についてお伺い。はい、タンクの底に降りて、こんなバケツ数個で溜まった澱をかついで運び出してましたよ、大変でしたねえ、とのお話。うわ、やはり、当然ですよね。せんといけん、決死の覚悟で、、何年間分も堆積しております。想像するだに恐ろしや、、
これは柿渋タンクの液の上部に固まるカス。カチカチですね。数年放置すると形成されます。燃やしたら良い燃料になると聞いて、薪ストーブで燃やしてみたら、はい、まあ普通に燃えました。燃え始めに時間がかかるので、薪がよく燃えている中にいれたら燃えます。よく乾いてカチカチになった生ゴミのような感じでしょうか。もしかしたらススが多く出て、薪ストーブの煙突には良くないのかもしれません。昔の、こんなものも燃やして無駄なく活用したマメな働き者の合理的精神に惹かれます。おう、使えるものは何でもせっせと使い切るぜ、当然。

kanae3 • 2021年10月25日


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