初収穫
藤江にある柿畑から、初収穫できました。約4.5キロ。幹が折れているのに、まだ繋がって生きているし、折れたところから新芽が出ているし、とても強い柿の木です。でも品種はなんだろう? 工場の絞りカスや収穫後数日過ぎて腐りかけた実からの発芽なので、渋柿であることは確かですが。あと、未成熟のはずのそれらの実から発芽するのもスゴイといつも思います。畑にカスをボンボン適当に投げておくと、なんだか芽が出てくるのです。すごいね君たち。
工場はメインの柿粉砕機が目詰まりして動かず。よしよし、いい子いい子、と調整。高圧洗浄機で清掃などして、なんとか無事に動いてくれました。
粉砕機の下にもぐりこむように作業したりしたので、髪にも顔にも、もちろん服にも柿渋がついて、帰りの車のハンドルにも少し柿渋をつけてしまいました。でも、なんでか、こう、工場帰りは服はドロドロでも、いつも気分は爽やかです。なんだか、自分の働きが自然の法則に合致して、とても、オッケー、大変よろしい、というような静かな嬉しい気持ちに満たされます。