備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

最近のあれこれ2


写真上8枚、古民家喫茶 蔵 にて。

柿渋染めガーゼ一枚のれん、風に揺れて涼しげです。

一閑張りのお引っ越しセット?が積まれていました。昔はこんなのに荷物をいれて、大八車でお引っ越ししていたのでしょうか。ワンポイント模様も可愛いです。

クラフトテープに柿渋塗りのバッグ、新作が次々にできていました。米袋の口をしばるところについているあのただの紙のテープヒモから、こんな素敵なカバンを編み上げてしまう手の技に毎回感動します。

出本正彦先生の柿渋染め服、新作が届いていました。会期を長く取った展示即売会を開催予定です。コロナ対策で蔵は現在全ての教室をお休み中、密にならないように企画中です。どうぞお楽しみに。

伊勢型紙、素晴らしい!!実物をみると感動します。なんと緻密な繊細な技。こういうものが日常生活にあった、少し前の暮らしの文化の豊かさに憧れます。そして額にいれておくのもとても素敵ですが、できれば、これであれこれ作品を作ってみたいと夢が膨らみます。風呂敷でも着物でも、エコバッグでも、どんなふうに模様おいて、柄にしたらいいかなと頭のなかで妄想広がり楽しいです。

何か素敵な、本を入れる紙箱ができていました!!まあ、お洒落な!!色々なかたが柿渋に関わってくださり、知らないところで素敵なものがどんどんできていて、まあ楽しみです。皆様ありがとうございます!!

写真したにまいは、うち。米袋に柿渋塗りましたが、数日たつと発色してはじめて塗りむらがわかります。はあ。結構むらが、、ああ、、あとから修復は不可能なのですよね、、

柿渋タンクの周りはいつの間にかドクダミ満開。石臼は猫の昼寝場所。夜はホタルが一匹二匹、光ります。ご注文あるときは会社勤めのあと夜、商品つめ作業を猫の監督のもと、ドクダミの香りと柿渋の香りに包まれながらしています。作業終わり電気を消して、ホタルのわずかな光を眺めて、私はいま持続可能な未来をささやかに作っていると思いました。しかしホタルって何食べるのかな、どうしたら増やせるのかな、増やしたいな。ホタルの光を集めて本を読んでみたいです。そしてドクダミ茶も作りたいと思って放置していたら、はびこつて、ブンブン蚊の楽園にもなってしまいましたよ、あわわ。そして風情も廃屋寸前な。お隣近所の草一本もなく、畑のうねの間を箒ではいてキレイにしている皆様に、優しい穏やかな沈黙で見守っていただいております。すみません!!次の休みにこそ草刈り頑張ってみます。


kanae3 • 2021年6月15日


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