備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

絞ったカス出しが大変


昨日夕方、因島から柿がきました。例年の半分くらいの量で、あらら。裏年で実りが悪かったか、高齢化でとる人が少なくなったのか、、、体調不安なスタッフからすると、あら助かった、こんなんくらいなら大丈夫作れる、やった楽勝やん、ですが、将来的には心配です。とりまとめてはこんでくださつているJAさんに様子きいてみないと。

今日も順調に柿渋作り。私は午後からいきました。女性陣中心に、地味に一番大変なカスを片付ける作業を頑張りました。絞ったあとの、固く押し潰されたカスを、少しずつスコップで掘り出して、コンテナに開けて運び出していきます。手伝いに来てくださっている地域の方が、頼もしい力強さで、ザクザクと。ありがたいことかぎりなしです。本当に。

みんなで、ワイワイやれば、楽しい作業。一人や二人だとつらくてしんどいのですが、大勢でワイワイ少しずつやれば、なやむこともなく、ただ力いっぱい身体中の全力を出して、気持ち良く汗をかいて、爽快です。つかれたら交代してもらえるし。

皆さまと、気持ちを合わせて、あうんの呼吸でひと箱ずつ片付けていくと、皆で労働歌でもなにか歌おうかなぁ、という気分になります。ゼエハア、汗だらだら、で実際はそこまでよゆうはないのではありますが、えーんやこーらー、よいやさあ、どっこいしょー。みたいな。皆で力を合わせて働くとは、こういうことなのか、と体感できて、あら、からだを動かしてはたらくのは、楽しいものなんだなあと思いますです。たまにしかやらないから、かもしれませんが。おほほ。それにしても、頑張って働いた成果が、すぐ目に見えることも魅力的、達成感でいっぱい。そして、休み時間のアイスが至福。

しかし、このカスを片付ける作業は、腰に来るのです。3箱で交代して、初めての方たちに、やってみたいですよね、と笑顔で喜んでスコップを譲り、体力温存をはかった私ですが、うーん。やはり腰に来たかも。明日朝は起きられるかなー、、、?


kanae3 • 2019年9月10日


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