備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

染めもののアイロンかけ


今日はこれだけアイロンかけますよ。と思っていましたが、半分しか終わらず、、また明日頑張ろう。

ちなみにガーゼは長さ10mを染めています。アイロンをかけて、菜箸2本、一本ずつ互い違いにして同じ太さになるようにして、それを芯にして、ぐるぐる手で巻いています。写真は後日完成したもの。まだまだ、微妙に巻きが前後していますね。。これは、のれんやストール、服などの手芸材料としてこのまま販売しています。服は、例えば裾にこのガーゼをフリルのようにつけると、歩くたびに日に透けて美しい色合いが楽しめます。

柿渋染め、素敵なのですが、どうしても布が硬くなるのですよね。それが良いところでもあるのですが、、弱つた布を丈夫にできて。古い幟をこれで再生させたりします。

が、しっかり染めたら、手拭いでも、立てておけるくらい布が硬くなります。可愛く頭に巻いて結んだりは難しい。テーブルセンターや額絵的な利用などにはとても良いのです。

が、うーん、農作業のおしゃれな手拭い的に使いたい場合は、どうすると良いのでしょうか。薄く染めたら、色も薄いし、、あまりに洗いをかけて柿渋成分を全て洗い流してしまうのも、もったいないような、、。柔軟剤かな?あまり自然じゃないかな?うーん。

また試行錯誤してみます。


kanae3 • 2019年4月22日


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