備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

柿渋染めの手拭い


さて、昨日染めた手拭いは今日にはこんな感じになりました。古渋と思われるものだと、染まりが早くて感動します。

ヨモギの葉っぱはきれいに染め抜きができました。葉っぱが薄くてぴったり布に張り付きますし、1日だからか、萎れて縮んだりもしなかつたですね。ありがとうヨモギさん、さすが。丈夫。ちなみに、クローバーの葉っぱはすぐ萎れてしまって、模様の輪郭がぼけた感じになりました。猫がずらした可能性もあります。

水洗いして干したら、端を始末して完成です。写真三枚めは、失敗した、、カスを入れてしまった、の例です。柿渋染めで失敗する唯一の場合は、古い渋をきちんと濾さずに使って、細かいカスがついて小汚なくなることでしょうか。いや、染める段階で気づいてたのですが、いいや、えいや、と慌ててしたもので、、、

焦ったらいけんですね、本当に何事も。 このカスは、あと、地道に地味に黙々と手洗いすれば取れますが、かなり面倒です。だいたい途中でくじけます。。

ゆっくりやると、早くできる。

柿渋染めは本当に、これにつきると改めて思いました。ゆっくりやろう。


kanae3 • 2019年4月21日


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