備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

柿渋塗り米袋


手作りで試行錯誤中です。浅いプラケースに柿渋をいれて、袋を一枚ずつ外側だけ浸して、余計な液をきって、干しています。気をつけてその後数回布で拭いていますが、やはり液だれができてムラになってしまいました。むむ。あまり美しくない、、。どうやったらきれいに塗れるのかな、むむ。ちなみにコンクリートの床にもポタポタ落ちてシミがたくさんできています。いつか全体を柿渋染めしようかな、そしたらきれいに茶のコンクリートの床になるかしら。それともより薄汚れた感じになるかな、、?

もう1つ失敗は、袋の口を閉じたまま、下向きに干していたので、袋の口が柿渋で貼り付いてしまったこと。あららら、まあ、いけません。ハサミで少し切って切り開きました。ギリギリ使えるかなあ。。必ず、開いて干さないとダメですね。そういえば一番最初はきちんと開いて干したのでした。数枚を楽しんで作ってみるのと、百枚をいつまでに作らないといけないから今日なんとか30枚を、、とかってするのは、別のことなのですよね。そして焦って作業すると、本当にいけんですよねえ。はあ、反省。

なんとかお盆休みのうちにご依頼いただいた200枚、30キロ米袋を染めてみる予定です。お盆あけからは1ヶ月くらい柿渋工場稼働なので、他のことはできないと思うので、、、。実験実験、まぁた実験、実験。今日は気分を変えて、濃度の高い柿渋で染めてみました。2時間で20枚で力尽きる。明日どうなっているかな。この試行錯誤が楽しいです。

ちなみに、本当に異常に暑いですね。車のメーター、外気温が39度と表示されて驚きました。倉庫の柿渋たちも大丈夫か、かなり心配です。


kanae3 • 2020年8月13日


Previous Post

Next Post