柿渋タンク小 再生





2月19日
頼りになる我らが工場長様が、私が掃除に挫折していた柿渋タンク小(1トン)を前日に軽トラで持ち帰り、高圧洗浄機でザーザー洗ってさっぱりとキレイにして持ってきてくださいました。本当に魔法使いのようで毎回感動いたします。
うちに積んである丸太から適当にチェーンソーで切り出して四方の足にします。二人で、せえの、とタンクを載せて、端材を挟んでガタツキをなおして、設置終了です。まあ、作業の早いこと(工場長さんが)。タンクの中には新たに取水パイプも設置され、底にたまるおりが入りにくい工夫もされました(工場長さんが)。
そして、柿渋の搬入。この作業はいまや、パイプと水中ポンプでらくらくです。かつて家の前の小道を汗だくで必死に、200リットルのポリ容器に柿渋いれて台車に載せて運んだ昔が、そしてこぼして泣いたりした昔が、まあ懐かしい。余裕綽々に笑顔で振り返ることができます。ふふ。
我が家への柿渋搬入は、5トンタンクを置いてある倉庫から、500リットルのポリ容器で二回運びます。二回めを工場長さんが取りに行っている間、ご近所からお野菜を頂いてホクホクしていたり、若干調子に乗っていましたら、嗚呼、やんぬるかな。嗚呼。帰ってこられた工場長さんの叫びで気づいたときには、時すでに遅し。また柿渋こぼしていました、、、涙。今回はそれでもまだ、20リットル位かな、、ああ、柿渋の一滴は酒の一滴と思え、、もったいない、、、涙。また、ここに草が生えてこなくなるか、除草効果の実験ですよ、と小さな声で言ってみる、、
今回の教訓。水中ポンプは電源を切っていても、パイプ取水口がポンプより高い位置で液に浸かっていたら、逆流する。必ずパイプを液から引き上げておくこと。そうよね、、いつも20リットル容器に柿渋いれるときに使う高低差の原理でした、、嗚呼。反省。。好事魔多し。鼻歌ルンルンみたいな時は、気をつけるのだよ、私。。
工場長さんが帰られ、片付け。
畑から抜いたばかりの大根は、泥を洗い落としたら、輝くばかりのまぶしい白さ。白菜は薄く切ったら生でも美味しい。疲れた重い空腹の身体で、大根の葉っぱを根元から切ってフライパンで少しの水で3分位茹でて、水にとって絞って刻む。好きなのです、大根の葉っぱ。納豆卵かけご飯にこの鮮やかな緑を散らして、大根と揚げの味噌汁も簡単に作って、有り難く昼食にいただく。モグモグ、美味しい、、、。自然の恵み、人の恵み。このなかで生かされ、生きている自分。また頑張ろう。
