備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

庭先のお片付け



納屋の建て壊しのあとは、大量のホコリをかぶった庭先のお片付け。土埃は水洗いしても、乾くとまた汚れが見えてくるものですが、そんな時こそ、柿渋の出番です。多少のホコリは気にせず、ざっと布で塗れば、ツヤツヤときれいになります。一度乾くと色が消えますが、数日の日光で、また良い感じに色が出てきます。

塗りむらも、また味わいになります。ホコリっぽい姿から、塗りたての光る感じに変身する様子もとても好きです。

納屋に置いておいたもので、取っておくものは、玄関や庭先によけたのですが、ホコリだらけのままで、いつまでも置いておくわけにはいきません。毎日少しずつ、じわりじわりとお片付け。毎日気になって落ち着かないのですが、いっぺんにやると疲れきりますし、そんなに時間もまとめて取れなくて、、、でも、「たゆまざる 歩み恐ろし かたつむり」「良いことはかたつむりの速度で進む」と自分に言い聞かせながら、少しずつ。


kanae3 • 2020年1月17日


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