備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

ピンチなので、のんびり


工場ピンチです。実は、見学会前日夜に救急車で運ばれたり(メニエール病だそうでした。めまい、ふらつき、自宅あんせい中)、あるいは熱中症で数日前から動けなかったり、または翌日に点滴を受けたり、あるいは軽いぎっくり腰になるなど、主要メンバーがそれぞれにいろいろと、長年の働き過ぎによる不具合が。。。皆様、後期高齢者、いや光輝幸齢者、いくつも地域で役を持ち、スーパーマンのように動かれているので、ああ。やんぬるかな。誰もその穴は簡単には埋められないのです。。

立て続けで、さすがに今回は、私達は人口減少社会にいて、後退戦を戦っている(@内田樹)のだと痛感しました。移住者も交流人口増も大歓迎だけれど、もしかしたら、それもあと数年間のことかもしれない。地方の人口減少はゆるやかにではなく、ある時、垂直に近く、がくんと減るときがやってくる。。というお話は、本当にその通りだと。

うむ、まだ時間はある。頑張ってみるべし。守るよ、わが地域、われらがふるさと。われらが柿渋。

いっや~、そして工場の後継も、考えにゃあ。何年間もかかることですし。

これからの半月が柿渋製造のピークですが、ともあれそんなピンチなので、のんびり行くことにします。ぼちぼち。ピンチのときは、のんびりすることが大切ですよね。ゆったり、のんびり、ぼちぼち。

さて、柿渋販売用倉庫もピンチなのです。久しぶりに頑張って草刈りしてみたら、あはは、そう。そうでした。こんななのでした。うむ。忘れてましたよ。土壁の落ち具合だけでも、あはは、いけん感じですよね。傾いてるし。草が高く伸びてかくれていたので、見えなくて、忘れていましたよ。ああ、ありがとう倉庫ちゃん、そんななのに、この長雨からも柿渋たちを守ってくれて。みんな、一緒に頑張ろうねー。そのうちなんとかなるだろう、ですよー。なんとかしよう、ねー。ファイト。


kanae3 • 2019年9月4日


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