備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

暑いときは柿渋を冷蔵庫に


このあつい時期、柿渋を放置しておくと、すぐ白いカビが表面に浮いたり、どろどろとゼリー状に固まったりしてしまいます。使える量が目減りするので、対策としては、

ペットボトルやビンにいれて出来るだけ空気と柿渋が接する面を少なくする。そして冷暗所や、余裕があるなら冷蔵庫に保管する

さらに元気とゆとりがいっぱいある場合は、灯油ストーブを庭に出して、鍋に柿渋をいれて沸騰させて、冷まして容器にいれて冷暗所に保管する。

のがオススメです。写真のように、染め容器の衣装ケースにいれたまま置いておくのが一番いけんです。すぐカビが浮いてきます。でもカビが浮いても、台所用のネットで濾したら使えますけれども。または、外のものに塗るならそのまま塗っても、わりといけますけれども。柿渋ちゃん、そんなにやわではありませんのんで。

が、うがいして歯周病予防されている方、先日は歯間ブラシに柿渋を浸けて毎日使っているという猛者なおじさまにもお会いして感動しましたけれども、そんな使い方をされている場合には冷蔵庫保管がオススメです。

ちなみに、これからの時期、柿渋染めしたシーツを布団の下に敷いておくと、床下からムカデが来るのを防げるらしいですよ。やってみようかな。


kanae3 • 2019年6月11日


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