備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

柿渋染め 実験


やっと懸案の、柿渋染め実験実施。

2013年製造の柿渋 濃い褐色
2014年製造の柿渋 ワインレッド

ガーゼのストールを染めて、染め上がりを比較してみました。どちらも比重3.5

手順

1 ガーゼを水に浸して30秒、軽く絞る
2 染め分けに結びめを作る
3 濃い褐色の柿渋をビーカーに入れてガーゼを結びめまで浸して60秒、軽く絞る
4 柿渋を戻してビーカーを洗う うん、ビーカーが便利です
5 ワインレッドの柿渋原液をビーカーに入れて、ガーゼを反対の結びめまで浸して60秒、軽く絞る ちなみに秒数は口で数えてます 大体合ってるハズ
6 広げて干す

アルバイトに出かける前に、やらねば、シュタタっと実施したため、浸す時間が短めですが、まあオッケー。なお、浸す時間は生地によりお好みですが、薄い生地なら五分か十分ずつくらいされたら充分よいかと思います。

そして。実験結果。

明らかに、濃い褐色の柿渋の勝ち。濃くよく染まっています。

あらま。衝撃…。

…これまで、染めものには青い方が良いと聞いていたような。また、色が若くて薄く見えても、比重が3.5で同じなら、同じように染まると聞いて、人様にもそう説明していたような…。色が若い柿渋も、数ヶ月おいていたら濃い褐色になるわけですし…。

あらま。。。なんということでしょう。もしかして私、いっばい嘘を言ってしまったのか…orz

嗚呼。やんぬるかな。

どういうことかな〜? この深いダメージから回復したら実験続く。たぶんまた明日!

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kanae3 • 2015年6月3日


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