備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

ベンガラと墨と柿渋


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古民家再生で、新材を古材に馴染ませるために、ベンガラと墨を混ぜて塗り、上に柿渋を塗り重ねて色を合わせることがよくあります。

先日は、そのミニ講座を開催。柿渋ご購入のお客様に、左官さんがお手本を見せてくれました。

ベンガラの粉と、墨をよく混ぜて練ります。このとき、割合を1対2とか1対3とか決めて、何パターンか試し板に塗って、好みの色合いを見つけていきます。

塗って、乾いたら、布で表面の粉をサッサと払います。そのままだと、乾いてもベンガラの赤がいつまでも触ったらつくので、後、柿渋を塗り重ねます。最低二回、できれば三回以上、乾いたら塗る、を繰り返します。

柿渋はゆっくり色が出てくるので、そのまま一週間位おいて、どんな具合になるかを楽しみに観察します。


kanae3 • 2015年4月8日


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