備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

机塗り直し


土ほこりもそのまま、まあ、ザッと手ではらって、さっさと柿渋塗りなおし。木が枯れてよく液を吸い込むので、布でふくこともしません。この机は何度も柿渋を塗り直しながら数年使っています。すると、塗るのも楽らくです。

くさ取りも、数年放置された場所だと、根っこがはびこってたいへんですが、耕してある畑だと、少しひょうめんに草が伸びても、らくにザクザク根っこから取れますよね。あんな感じでしょうか。柿渋も最初に塗るときは少し大変かもしれないですが、あとはだんだん楽になります。刷毛で塗る手応えがすーっとして、きもちよいです。

したの写真、刷毛の根元にカビが生えていますけれども、使いかけの液にいれっぱなしでしたから当然、これくらいは気にせず、さっさと塗ります。なにしろ、10分位しかない。あと20分後には着替えて出勤しなくては。さっさ。

塗れました。良い感じに塗り直し、そして柿渋液を使いきれたので、やっと用具を水洗い、さっぱり。お片付け、さっさ、すっきり。

ミニまな板も三回塗り直したら良い色になりました。傷はあるけど、まあいいや、よしよし。いきていくかぎり永遠に続くあれこれの日々の家事、完璧でなくても、まあ、よいかげんで、そこそこ気分良く毎日を過ごしていけたら幸せなのです。オッケー、柿渋。


kanae3 • 2019年10月8日


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