備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

草刈日記(干し場)


あつさが続きます。この時とばかりに、そめもの。写真一枚めは、水洗いした仕上がり。この数日、適当にシワを寄せてほしていたもの。水洗いして、縦横のむきを変えて干しているところです。

そして、干場の横の水路まわり、やっとくさかり。美しく整えた場所から美しいものが生まれる、というような作る人のインタビユー記事を読みまして、そうだ。草刈りしよう、と。すぐ影響されるわたし。いや、地区の清掃大会のときにもおわらないし、ずっと気になっていたのです。よし、やろうやろう。鎌でさくさく。

途中から、ランナーズハイならぬ、草刈りーずハイに入る。少し苦しいのを越えると起こる、あれ。無になり、脳内麻薬でとてもたのしくなり、永遠に草刈りしていられそうになる。危うくまた熱中症になりかける。危なかつた。足を滑らせかけて、我にかえる。ああ、もう足もつれてるやん。頑張った。あと落ち葉とるのはあしたにしよう。私としては、よくやった。自分で自分をほめて、ごほうびアイス。ふう。うん。おいしい。庭も私もさっぱり、すっきり。草刈り楽しい。できるとね。できないと、気になって気になって苦になるのですが。掃除と同じですね。

きのうは、朝8時から工場。持ち込みのかきの、一番渋を絞る。水を入れて、また明日(というか今日)、二番渋(は、私はまた塾で手伝いできず、すみません)。そのあと(きのう)、五人で柿とり。昼で終了。私はあと昼から会合に一つ出て、3時過ぎから、さすがに倒れて寝ました。口唇ヘルペスのせいか、通常の倍くらい身体がおもい。それなりにサボりながら、でも、いないよりはマシなくらいに頑張った。つもり。

ほんとに、休みは大切。あと食事も。自分という、たいしたことのないマシンを、いかに長持ちさせようかと、F1のぴつとにくるまが入ってメンテナンスされるイメージで、食べたり寝たり、1日のうち、少しだけでも、のんびり休んだりを心がけています。

しかし、休みないんだよな。というか、休みのときは別の仕事を全力でするというか。あう、たまつた事務仕事も、手がつけられていない。いけん、さすがにおこられそう。すみません。今週中にはなんとか。しかし、お彼岸までには草刈りも一通りせねば。柿渋作りもあとすこし。家事も草刈りも、犬の散歩も、続いてゆく。


kanae3 • 2019年9月17日


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