ベンガラと柿渋で古色塗りができます
岡山県高梁市の吹屋ベンガラの里へ、柿渋を置かせていただけることになりました。柿渋染めの服や小物も少し置かせていただくので、ぜひ麻田百貨店さんでご覧ください。
ベンガラと柿渋を使って、新しい木材を古くみせる古色(こしょく)塗りができます。
方法1
ベンガラの赤と黒を2対1にして、少しずつ水を加えて刷毛で練る。木材に刷毛で塗る。色合いは好みで調整する。十分位か少し置いて乾いてきたら、布でさっさと表面を払うようにして、ベンガラの余分なだまっぽい粉を払う。
小一時間位置いて乾いたら、上から、柿渋だけを原液で塗る。塗りむらをなくすため、すぐ布でふく。乾いたら重ねて塗り、三回位重ねて塗ると、ベンガラの赤が手につかなくなり、完成。
方法2は、写真のとおり。
はじめから柿渋を混ぜて使います。大量に塗りがある時は、これだと柿渋を一回重ねて塗るくらいで大丈夫だそうで、工期短縮に。