備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

ベンガラと柿渋で古色塗りができます


岡山県高梁市の吹屋ベンガラの里へ、柿渋を置かせていただけることになりました。柿渋染めの服や小物も少し置かせていただくので、ぜひ麻田百貨店さんでご覧ください。

ベンガラと柿渋を使って、新しい木材を古くみせる古色(こしょく)塗りができます。

方法1

ベンガラの赤と黒を2対1にして、少しずつ水を加えて刷毛で練る。木材に刷毛で塗る。色合いは好みで調整する。十分位か少し置いて乾いてきたら、布でさっさと表面を払うようにして、ベンガラの余分なだまっぽい粉を払う。

小一時間位置いて乾いたら、上から、柿渋だけを原液で塗る。塗りむらをなくすため、すぐ布でふく。乾いたら重ねて塗り、三回位重ねて塗ると、ベンガラの赤が手につかなくなり、完成。

方法2は、写真のとおり。

はじめから柿渋を混ぜて使います。大量に塗りがある時は、これだと柿渋を一回重ねて塗るくらいで大丈夫だそうで、工期短縮に。


kanae3 • 2019年7月15日


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