備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

柿渋塗装3年後の例



室内で、日があたらない場所だと、色が何年も良く保つようです。こちらは天井板など写真の木材部分に塗っています。柿渋に墨を混ぜた古色塗り。

下の写真は柿渋のみで塗装。きれいな色がそのまま残っています。

こちらの廊下は、日があたるせいか、少し色がさめてしまいました。さらには、次の写真のように、盛大に水をこぼした跡がシミになってしまいました…残念です…。柿渋ちゃんの防水効果は、大量の水に負けてしまったのですね…。はあ、三年前には、頑張って綺麗に塗って仕上げていて、ほれぼれするほど美しかったのになあ…。いつの間に…まあ、これも歴史の味わい、かなぁ…


いつか、サンダーかけて全部塗り直したいなあと密かに夢見ています。年中無休の場所なので、なかなか難しそうですが。


外の柱や腰板は、やはり雨があたりやすいところは、色落ちしてしまっています。

数年に一度、建物に皆で感謝しながら塗り直していくと、またよい味わいが深まっていいものですが、通常の施設だとやはりなかなか難しいですかね…。古民家カフェなどで、お客様たちとワイワイできたら楽しいと思います。

以上、木材塗装後、三年経過した例でした。ご参考になりましたら幸いです。


kanae3 • 2017年6月26日


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