備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

柿渋染めの服の扱い


うちの柿渋で染めてくださっている、出本正彦先生の作品。これらは、布を染めたあと、良いところを使って服を作っている例です。素敵です。


さて、柿渋の服はどう扱えばいいの? とご質問を受けることがありますが、扱いは簡単です。ガンガン着て、ガンガン洗ってください。シルクなどは手洗いがいいですが、私は綿のものは、洗濯機で普通に洗濯しています。

最初は、もしかしたら色落ちがあるかもしれないので、分けて洗った方がいいかもしれません。

以降は特に色落ちもありません。全然平気ですよ。柿渋ちゃん、そんなにヤワじゃないです。個人の感想ですが。色落ちしたら、また染めたらいいですし。

こちら、下の写真は、自分で柿渋染めしたもの。柿渋に数分浸して、数日干すだけです。いい色が出たかなあと思ったら、水洗いして完成。本当に簡単ですよ。作業所要時間10分位。干すのに数日。白い服が古くなったら、リメイクにおすすめです。

洗濯ヒモに折ってかけて干したら、よい模様になりました。日に当たるか当たらないかで、色の濃さにうまく違いが出ました。ラッキー。


こちらは、シワシワで干したら、シワシワに模様がつきました。自然のアートですね。着ると、なんとなく、迫力があります。お気に入りの作業着です。


kanae3 • 2017年6月18日


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