備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

柿渋染めの和紙を作りかけ


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柿渋を使ったワークショップのご依頼があり、試行錯誤中でございます。クサいにおいをさせずに、一回のその場で完成して達成感いっぱいでお客様に帰っていただけたら1番いいよね、と若い世代向けに考えておりまして、ならば、すでに染めてあって、においも抜けた状態の柿渋和紙で何かを作るのがよいのではないかと。しかし、それではスローな昔暮らし時間の柿渋ちゃんの良さが現代社会人に肌感覚で伝わらないよな…それで良いのか自分、と根本的疑問も抱きつつ、ま、とりあえずトライ。

まずは柿渋で和紙を染めてみよう。色々忙しいこの時期、和紙をポチャンと柿渋につけて絞って干してみよう。ささっといけるかしら。てか、この10分で片付けたい。あ、残念。うまく紙を広げられない。やぶれるよ。えい、このまま干してしまえ。とりゃー。ダッシュ。しかしこれ、干しているところ、遠目には、なんだかベージュの肌着たちに見えますですよね。うむ。

さて乾くと、非常に紙が固くなってびっくり。そして、くっつく作用もあるので、もとの一枚ずつに剥がれない。。むむ。いま、書きながら思いましたが、そうだ、明日は水をかけて、柔らかくして剥がしてみよう。

洗い張りの板を水で洗って、そのまま和紙を貼り付け、上から柿渋を塗るやり方もトライ。これはいけるかしら。乾くとやはりくっつくので、がおおーっと水をかけて剥がして、またビニールシートの上で乾燥させて。しかし、やはり最初は薄いベージュですね。ふう。これでゆっくり一年位置いたら、色が濃くなるのだろうなあ。しかし、ワークショップはもうすぐ。

写真も足りずにすみません。

はあ〜。むむ。いえ将軍、前進あるのみですぞ。


kanae3 • 2015年4月22日


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