備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

渋柿の収穫の仕方


地面にシートを敷いて、高枝バサミなどで、枝ごとバンバン落とします。

蚊取り線香は大切です。枝に針金で引っ掛けています。渦巻き可愛い。今日もよろしくね。

落とした枝から、実を1つずつ取り、コンテナに入れていきます。ヘタのすぐうえで枝を切ってください。枝が残ると、他の実を傷つけるため。傷から腐りはじめてしまいやすいので。またはハサミなしでも、うまく逆方向に折ると、手でどんどん取っていけます。

大きい脚立に上がって高い枝をボンボン落としてくる天上部隊、地上の柿もぎ部隊、両者ともに、猿だった頃の本能が目覚め、キャッキャッと、初期は大分はしゃぎます。やがて普通のことになり、黙々と作業に励みます。自然の中で皆で無になるのは、癒されるひとときです。天地の恵みの中で生かされている充足感と幸福。


kanae3 • 2017年9月5日


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