備後尾道 柿渋商店

瀬戸内地方で昔ながらに柿渋を手作りしています

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塗る


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柿渋塗り方。

原液を容器に移します。
右手にはけ、左手に古タオル。
刷毛で柿渋を塗ったら、
すぐ古タオルでふき、磨きあげます。
これで塗りムラなく仕上がります。

 

1時間もして乾いたら、また重ね塗り。
一日に三回位塗って、あとは一ヶ月、
二ヶ月、半年、放っておくと、
だんだん良い色合いになっていきます。

 

 写真 のコピー 2

なお、塗った直後は良い感じに見えても、
悲しい事に、乾くと共にいったん色が
全て消えていきます。

 

でも太陽にあてていると、
まただんだん良い色合いが出てきます。
柿渋、不思議。
色合いは木の種類や、状態によって変わります。
どんな色が出るかは塗ってみないと分からないので、
必要でしたら見本板を作成されてください。

 

ぎんなんみたいな
くさいニオイは数日から数週間で消えます。
(匂いの感じ方には個人差があります。)

 

また、ベンガラや墨を混ぜて
赤や黒い色を出す塗り方もあります。
いずれの場合も塗り重ねる程
色が濃くなります。
皆様も楽しんで塗ってくださいね。
(柿渋と墨を混ぜて、古色塗りをした例。)

木への塗り方を説明します。

手ぶれててゴメンなさい。


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