Tシャツの柿渋染め やり方
夏に頑張ってくれたTシャツを、秋向けに柿渋染めしてリニューアルしてみませんか。やり方は簡単です。所要時間10分、所要期間数日。
もし模様をつけたい場合は、たとえばビー玉をいれて輪ゴムでくくります。この工程はなしでもOKです。
そして、柿渋液に五分くらい浸します。婦人用Mサイズなら250mlでちょうど一枚染まります。
1リットルの計量カップやタッパーなど適当な容器にいれて、白いところが残らないように良く揉み込みます。容器はTシャツをクシャクシャと丸めて入れて、少し揉み込む余裕があれば大丈夫です。意外と小さなものでいけます。薄い色合いにしたい場合は、水で適当に薄めます。下の写真は、もう少し白いところが残っていますね。このあともう少し揉み込みます。
あとは、手でぎゅーっと絞って、日に当てて干すだけです。数日干して、好みの色が出てきたら、ビー玉を外して、Tシャツを水洗いして干せば完成。
柿渋液が布に残っているほど、布がかたくなります。日光で発色するので、日に当てたシワがそのまま模様になります。
布のかたさが気になる場合は、重曹を入れて水洗いを何度か繰り返してみてください。色どめはしなくても、何度か水洗いするうちに、色落ちしなくなります。最初の何度かだけ別に洗い、あとは他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗えます。お湯はもしかして色落ちするかもしれません。今度試してみます。
Tシャツを絞り、少し残った柿渋は、ついでにそのあたりにハケで塗って布で拭いて磨きます。これで少し家のお手入れもできました。用具を水洗いして、あとは太陽さんにおまかせです。さて、今回はどんな風に染まるかな。楽しみです。
残った柿渋は容器に戻してまた後日使う、または庭の草が生えてほしくないあたりにまいても良いと思います。
さて翌日。せっかちな私。ま、もう良かろう、とほどいてみることに。日の当たらなかったシワの中は白いままです。
輪ゴムを外して水洗い。あら、ちょっとビー玉のところ、生地がのびました。アイロンで戻るかな。